化粧品

オリジナル化粧品の
できるまで

1. 企画・相談

まずはご自分の形にしたい内容を打ち合わせします。

どんな感じの製品をイメージしているか。どのような結果がでる製品にしたいのか。販売方法(ネット、卸・小売、輸出など)、ターゲット(性別・年齢・条件)、予定販売価格、ご予算など、できるだけ具体的に考えがあると製品化が早くなります。

2. 試作

打ち合わせ内容をもとに試作します。

この段階での試作は、原材料費が高額となる特殊な原料を使用しない限りは無料です。

3. 見積(概算)

試作と打ち合わせた内容でどれくらいの費用になるか、概算の見積を出します。

内容物をつくる費用なので、この費用のほかに容器代や箱代などが別途発生します。製品づくりだけでなく容器や印刷などの費用も出しておくとよいでしょう。

4. 試作(修正)

最初の試作品をたたき台としてより完成品に近づけていきます。
使い心地や効果を検証します。

原則として化粧品の原料規格を満たしているものしか使えません。一部香料などはその限りではありません。工場で取り扱っていない原料などを使用する場合は原料を購入して御支給いただく場合があります。

試作費用は基本的には無料です。ただし、使用感のテスト等のモニタリングのために多めに試作する場合や、納得いくまで何度も試作を重ねた場合には費用が発生する場合があります。

5. 見積

製品の内容が決まったら本格的な見積をします。

容量なども決定するので、容器デザインや材質、容器の加工方法、化粧箱や出荷箱等のデザインや印刷など、最終的な完成形になるための費用が算出されます。企画の段階である程度具体的に方針が決まっていたり、概算で見積をとっておくと早く済みます。

見積の内容でご納得いただきましたら、製造に関する各種契約を取り交わしてご発注いただきます。
この際に届け出をする製品名称も考えていただきます。

オリジナルの製品がいよいよ形になってきます。

6. 製造

試作をもとに本製品を製造します。

容器の種類や加工方法によっては製品化に時間がかかることがあります。

途中、表示内容の確認(校正)や化粧箱の色校正(色調の確認)などが入ります。確認漏れがあるとやり直しになってしまうので、その場合、時間と費用が掛かってしまいます。くれぐれも慎重に、ていねいに。

最初にバルクを製造します。この段階で菌の検査や色の変化、臭い、分離など様々な品質関するチェックを行います。
審査をクリアしたら容器に詰めていきます。

容器に充填し、キャップやラベル貼り、シュリンクフィルムを掛けるなど、製品としての形を整えます。
充填後はしばらく静かにおいて、分離や漏れ、そのほか異常がないか慎重にチェックします。

7. 完成

箱詰めしたら完成です。

納品後検品チェックが終了したら完了です。

オリジナル製品製造の
流れ

容器やラベルデザイン 製品の容器やラベル、化粧箱などのデザインと表記内容等を確定します。
内容物製造(バルク) 試作に基づいて決まった処方を届出し(化粧品の場合)、処方に沿って作成します。
品質チェック 製造したバルクを、菌検査や分離などが無いかどうかチェックします。
充填・袋詰め バルクを容器に充填します。容器の破損やキャップのゆがみ、内容漏れなどが無いか、何度もチェックします。
ラベリング、箱詰め、
シーリング
ラベルを貼ったり、化粧箱への箱詰めやフイルムで覆うシーリング等をおこないます。ラベルは曲がったりシワにならないように丁寧に貼ります。

できること

クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、クリーム、ジェル、洗うパック、美容液、石鹸、泡ソープ、フェイシャルマスクシート、シャンプー、コンディショナー、ボディローション、マウスウォッシュ、美容オイルやケア用オイルなど、化粧品の形状のほとんどは形にできます。
一般消費者向け、業務用、セラピストや美容師様向け等様々な形にお応えします。

工場に取り扱いの無い原料でも、原料メーカーや商社から購入して工場で製品化することはできます。ただし、原料は基本ご依頼主様より御支給いただく形になりますので、原材料費がかかる場合があります。

容器やラベルデザインも弊社で一括対応いたします。
もちろんお客様がデザインしたものを使用することも可能です。その際には法律に則った表記が必要になりますので、記載する内容(成分や使用上の注意など)はこちらで情報提供いたします。

なお、化粧品の製造に関する届け出は弊社で承りますので、お客様にはお名前候補のみお考えいただければOKです。

できないこと

1)化粧品に使用できる条件の満たせていない材料を使って製品化はできません。
2)弊社では厚生労働省が注意喚起をしている原料やCBDを原料として使用する製品化は承っておりません。
※CBDを使った製品化をできる信頼できる企業をご紹介させていただきます。
3)ヴィーガンやハラール製品をご希望の方につきましては、製品の内容によっては実現できない場合がございます。
4)原則として医薬部外品の製品化は、オリジナルではなくPB(内容は決まっていて、容器やラベルデザイン、商品名のみ独自のもの)であれば対応可能です。

数量・期間の目安

≪数量の目安≫

100mL程度の化粧水であれば1,000本程度~(経済ロットは2,000~3,000本位から)で製品化できます。
業務用の1,000mLのローション等の場合は40本位から製品化できます。

サンプルやアメニティ等に利用する小容量のアルミパウチは10,000包程度~(内容によります)
これは小容量の製品全般に言えますが、バルクを完成品の容量で割っていくので、小容量の製品程、生産する全体の個数は多くなります。

≪期間≫
製品の原料や容器の確保状況などにもよりますが、基本的に発注から製品化されて納品されるまでの期間は通常60日~90日程度です。
試作は2週間程度から可能です。
ただし、年末年始や年度末、ゴールデンウィークやお盆休み等の前後は工場や原料メーカー、容器メーカーがお休みになってしまうことや、皆様の注文が集中することから、時間がかかってしまうことがあります。

製造する種類 数量の目安 期間(発注から納品まで)
基礎化粧品
(クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、クリーム、美容液など)
60mL~200mL程度

1000本~製造可能
※標準は2,000~3000本位~

60~90日

フェムテック対応化粧品(美容オイル、泡せっけん、ローション等)

1,000本~製造可能
※標準は2,000~3,000本位~

60~90日

業務用ローション、オイルなど
1,000mL位~

50本程度~製造可能
※製品の内容量による

60~90日

シャンプー、トリートメント
200mL位~

1000本~製造可能
※標準は2,000~3000本位~

60~90日

アメニティ用小容量アルミパウチ

1アイテム10,000包位~

60日~